既存資産を活かし、ムリなく前進させる
伴走型支援で“業務を楽に早く”
改善は、要望や条件に応じて臨機応変に行いますが、基本的にはマイクロソフトの革新的なサービスの使用をご提案し、必要なところから段階導入します。既存のExcelや現行システムなどを活かし、御社のやり方や環境を優先させながら改善を進めます。
こんなお悩み、ありませんか?
- Excelや紙に依存し、転記・二重入力・ミスが多い。
- 既存の台帳やシステムが壊れやすい/保守できない。
- モバイルや現場からの入力が難しく、集計が遅い。
- 既存システムは残したいが、必要なところだけ刷新したい。
伴走の進め方(小さく始めて確実に)
- 現状診断(無料ヒアリング):課題の把握と効果の仮説づくり。
- スモール&クイックスタート:影響の小さい領域からすぐ試作→すぐ現場で確認。
- 段階導入:うまくいった箇所から本番化・自動化を拡大。
- 運用・改善:使いながら直す。すばやく結果を出す。
実績・対応例(7件)
すべて当社の実績に基づいています。※業種のみ表記
製造業|経費入力を“壊れない仕組み”へ刷新
- 課題(Before):経費精算をExcelで運用しており、ファイルが時折壊れる。作成者が退職して保守できない。
- 施策(Solution):データの安全性を優先し、バックエンドをDataverse(マイクロソフトのクラウドデータベース)、フロントエンドをPower Apps(業務アプリ作成サービス)へ移行。
- 効果(KPI):1日あたり10分の業務時間を短縮。
- 導入期間:開発1か月/テスト運用1か月
- 使用技術:Power Apps、Dataverse
販売業|システム化して「ひとりしかできない」を防止する
- 課題(Before):発注量管理を含めた日々の在庫管理が、担当者の頭の中と保有Excelでのみ行われ、誰もその業務ができない。
- 施策(Solution):Power Appsで在庫管理アプリを作成し、Dataverseに日々の実績を記録。それをもとにPower Automate(業務自動化サービス)で日々の出荷量を内部で計算し予測させるようにした。
- 効果(KPI):誰もが触れる仕組みに昇華。
- 導入期間:開発3か月/テスト運用3か月
- 使用技術:Power Apps、Dataverse, Power Automate
加工業|見積の“有効活用”
- 課題(Before):見積データがExcelで煩雑に作られており、本来見積もりから得たい自社加工費が算出できていない。
- 施策(Solution):Power Appsで見積作成アプリを開発。入力した見積情報はSharePoint(クラウドストレージ)にデータとして保管し、加工費を自動算出。
- 効果(KPI):わからなかった加工費がわかり、取引先にコストダウン要求ができるように
- 導入期間:開発3か月/テスト運用2か月
- 使用技術:Power Apps、SharePoint
加工業|納期変動や在庫切れリスクを自動対応
- 課題(Before):受注が毎日変動し、短納期や在庫切れなどのリスクを多数はらんでいる。Excel管理ではとても追いつかない。
- 施策(Solution):Power Appsでアプリ化を行うと同時に、Power Automateで在庫切れリスクのある品点がある場合はメールで通知をするようにした。
- 効果(KPI):在庫切れリスク見逃し▲100%。
- 導入期間:開発1か月/テスト運用1か月
- 使用技術:Power Apps、Dataverse, Power Automate
製造業|注文書の“自動取り込み”で転記を超絶削減
- 課題(Before):注文書(PDF)から生産管理システムに手入力で転記。とんでもなく時間がかかる。
- 施策(Solution):Power Automate Desktop(PCを自動化するアプリ)とExcel VBAを連携し、注文書から情報を抜き出し、生産管理システムと連携。転記の手間を無くした。
- 効果(KPI):作業時間▲95%(▲240分/日)。
- 導入期間:開発1日(!)/テスト運用2週間
- 使用技術:Power Automate Desktop, Excel VBA
販売業|顧客・案件の“可視化”で判断を速く
- 課題(Before):顧客の情報や、アプローチしている相手先の情報といった営業情報の共有がされていない(担当の頭の中のみ)。
- 施策(Solution):Power Appsをフロントエンド、SharePointをバックエンドとし、営業情報を各人のスマホで入力できるアプリを開発。
- 効果(KPI):営業情報・履歴の可視化。営業判断の高速化。。
- 導入期間:開発1週間/テスト運用1か月
- 使用技術:Power Apps、SharePoint
加工業|納品書の“自動作成”で作業を圧縮
- 課題(Before):多数の受注CSVから出荷対象を抽出し、指定Excelで納品書作成する作業が負担。
- 施策(Solution):CSV管理からDataverseへ移行し、フロントをPower Apps、自動転記とファイル作成をPower Automateで実装。
- 効果(KPI):1日あたり60分の短縮。
- 導入期間:開発1か月/テスト運用1か月
- 使用技術:Power Apps、Power Automate、Dataverse
契約形態について:
基本的に当社は月額サブスクリプションの業務委託契約となっております。上記事例など、行える改善はご要望に沿って都度ベストエフォートで対応させていただきます。
基本的に当社は月額サブスクリプションの業務委託契約となっております。上記事例など、行える改善はご要望に沿って都度ベストエフォートで対応させていただきます。
よくある質問
Q. 既存のExcelやAccessは捨てる必要がありますか?
A. いいえ。必要なところから段階導入し、当面は最小限の開発物と共存します。将来的に集約する設計も可能です。
Q. セキュリティや権限はどう設計しますか?
A. Dataverse/SharePointの権限や監査を前提に、最小権限で運用します。
Q. 使う人の負担は増えませんか?
A. いいえ。入力を最適化や自動化して負担を減らしますのでご安心ください。
用語ミニ解説(はじめての方へ)
- Power Apps:業務アプリ作成サービス。現場入力や申請などを短期間で作れます。
- Power Automate:業務プロセス自動化サービス。承認・通知・ファイル生成などを無人化します。
- Dataverse:クラウドデータベース。権限管理・監査・拡張性に優れます。
- Power BI:可視化サービス。ダッシュボードで状況を共有できます。
- SharePoint:Microsoft 365の共有ストレージ/ポータル。ドキュメントやリストの保管・共有に利用します。
- AI-OCR:AIによる文字認識。紙やPDFの文字を自動でデータ化します。
- RPA:既存画面の操作をロボットで自動化。APIがないシステムでも連携可能です。