PowerApps+SharePoint 「型」を変更した際

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SharePointをソースにしてPowerAppsアプリを開発するケースは珍しくないと思いますが、SharePointの「型」を変えるとおかしな事になる事例にぶち当たったことがある人も多いと思います。

型を変える際に一番スムーズに対応できる方法について説明します。

型を変えると陥るトラブル

型を変えるとどんな事になるのかを例示します。

testというカードには「一行テキスト」の型を定義しています。これを「選択肢」の型に再定義してデータソースを最新の状態にします。

エラーが発生します。一行テキストで定義していたカードが選択肢の中身になってしまった為、テキストボックスじゃねーよという意味です。

この状態でカードを消し、新たにカードを作り直しても、この状態のままです。というのがトラブルの内容です。

これに対して色々検証しました。例えば手動でドロップダウンを付けてソースを紐づけて対応とか、一旦同じソースを別名で取り込んで紐付け直す、とか、最悪の手段としてソースからまたPowerAppsを生成しなおす、とか・・・。どれも非常に面倒なことになります。

対応方法

検証の結果、一番スムーズな対応方法は次の通りです。

  1. SharePointの型を更新する
  2. PowerAppsのソースを最新にする
  3. 保存する
  4. ブラウザの更新ボタンを押して、PowerAppsを更新する
  5. 古いコントロールを消す
  6. 新しいコントロールを置く

多分4が一番重要な部分です。PowerApps内に古い型のままのコントロール情報が残ってしまっている為、そのまま作業を続けるといつまで経っても治りません。ブラウザ自体を更新してコントロール情報を新しくしてあがるのが重要です。(もしかしたらキャッシュ削除も必要かも)

型更新は状況に応じて常に発生する可能性があると思います。その際は焦らずPowerAppsを更新するということを頭に入れておけば、無駄に悩まされることも無くなると思いますので、是非知っておいていただければと思います。

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